海外で暮らしたくて10歳から英語を独学、16歳で渡米。大手メーカーで10年以上海外部門で働き、退職してNZへ。帰国後も長期で海外放浪癖があり、現地でボランティアやWebサイトのヘルプを行う。現在は田舎で外国人向けの小宿を経営。
25年外国人と関わってきた私がおすすめしたい英文法の参考書5選

初級から中級になりたい人向けのおすすめテキストです。たくさんの英語教材を見てきた私が選ぶ実践的な英文法本になります。まず中級レベルなる決定的な差は「初心者・初級者・中学英語の~」というテキストから離れること。”初級本”というのは手に取りやすいですが、特に文法に関してはかなり遠回りになってしまいます。
日本語も文法から学んだわけではありません。理解というより定形表現に慣れていく感覚で英文法を読み解くのがコツ!
ストイックだけど確実に頭に叩き込みたい1000問
高校生必須の英文法テキストです。受験対策で選択式の回答ですが、ボロボロになるまで問題文を書き写して内容も答えも丸暗記してしまいました。ありがちな受験問題やお決まりの引っ掛け問題が並んでいます。
この問題集にある1000問の定型文が頭に入ってれば、その先困る場面なんてあまりありません。
教科書がこんな説明ならもっと英語好きは増えたはず!
30歳のときに学生に教えてもらい、一気に読んでしまうほどわかりやすい説明でした。英文法でつまづくポイントはだいたい皆さん同じです。はっきり分かってないけど、なんとなく感覚でやり切ってるポイントもたくさんありますよね(日本語もそうですが)。
口語で書かれた文章でわかり易いですが、英語の基本知識やつまづきがある人が読む本です。
世界中で使われる留学生の王道テキスト
厚いテキストで、ノートではなく直接書き込むのがベターです。留学先でテキストとして使われることが多く、英文法のベーシックな問題がぎっしり詰まってます。
反復させるのは日本のテキストと同じですが、例文や問題が日本にない表現やシチュエーションなので実践的です。1冊終わらせるだけで、かなり知識の差を感じるはず。
マーフィーの英文法はEnglish Grammar in Useの日本語翻訳版です。中身は同じで最低限の説明だけ日本語になっています。Intermediate(中級者)は英語版でいいと思いますが、初級者はマーフィーの方がとりかかりやすいでしょう。
幅広いトピックから選んで学ぶ
英文法テキストはコンテンツも学習順序も同じで飽き飽きしてしまいます。ALCのヒアリングマラソンでお馴染みのイングリッシュジャーナルは、幅広いトピックをコンパクトにまとめています。教材ですから文法も綺麗なので、好きなトピックを選んでシャドーイングや書き写しをするだけで大きな効果があります。
映画、文化、スピーチ、小説、ニュース、旅行、レシピ、スポーツなど様々を扱っています。好きなジャンルは取り組みやすいのでぜひトライしてみましょう!英語学習方法コラムも充実しています。内容年月は関係なく、古い号もAmazonで買えるのが便利ですね。
頭を柔らかくしてリフレッシュできる本
読み物です。初心者にはこの類の本はおすすめしません(うんちくを先に身につけてしまうので)。
一億人の英文法と同じく、ある程度英語を学習して行き詰まっている人におすすめします。
英文法のコツ
・骨組みなので近道なし!素直に暗記すべし。
・イマイチわからない点はどんどん飛ばして留まらない。慣れてくれば見えてくる。
・すべての文章に文法がある。ニュースや趣味など取り掛かりやすいものを利用する。
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