海外で暮らしたくて10歳から英語を独学、16歳で渡米。大手メーカーで10年以上海外部門で働き、退職してNZへ。帰国後も長期で海外放浪癖があり、現地でボランティアやWebサイトのヘルプを行う。現在は田舎で外国人向けの小宿を経営。
イングリッシュジャーナルを目的とレベルに合わせて効果的に利用しよう

イングリッシュジャーナルは英語レベルに関係なく、また様々な目的に向かって学習できるマルチ教材です。
びっしりと英語漬けにせず、コンパクトで多彩なトピック構成で工夫されています。効率よく目的に合ったコンテンツの選び方と勉強方法を紹介します。
・様々なトピックが簡潔にまとめられ、読者が飽きない構成となっている。
・多国籍な英語を混ぜて偏ったヒアリングにならない工夫となっている。
・日本人によるアドバイス、海外体験、ビジネス場面などのコラムが豊富。
海外旅行・留学・インバウンドビジネス

イングリッシュジャーナルでは日本を紹介するコンテンツがたくさん含まれています。
わたしたちの身近なトピックなので理解しやすく、外国人に日本の文化を話すことは大変喜ばれます。
言い回しを覚えれば応用できるので、日本を説明する文章には注目しましょう。
資格取得のための時事英語

TOEICやIELTSのための英語勉強なら国際ニュース、社会問題を集中して聴きましょう。長文読解やライティングスキルに役立ちます。
海外ドラマ、映画を楽しみたい
映画のワンシーンや俳優のインタビューが毎月含まれています。
比較的聞き取りやすいものがチョイスされていますが、これらの文章は日常会話と同じく文法構文ではないので、聞き慣れれば上級者!
イングリッシュジャーナルは英語や海外を学ぶ人のための総合雑誌です。飽きのこない簡潔なトピック構成で、日本語での海外体験や学習方法などコラムもたくさん掲載されています。
初級者の活用法
とにかく多聴です。分からなくてもずっと聴く。生活の中の音として流しておく。
英語が聞こえる環境を意識的に作りましょう。
参考→ ヒアリングマラソンは初心者にオススメしたい!
そして、自分が関心あるコンテンツを清聴します。レベルは関係ありません、日本語訳を見て自分が興味あるものを清聴し、シャドーイングしましょう。恥ずかしいくらい成り切ってモノマネしてくださいね、発音も強弱もスピードも完全コピーを目指してください。丸暗記であっても自分がそのスピードで言えるようになれば、ヒアリングのスピードも苦痛ではなくなります。
中・上級者の活用法
聞き取りにくい話し方のネイティブに集中しましょう。また、スピーチや小説は言葉遣いが丁寧なので一般教材のCDと変わりません。インタビューやラジオ・映画のトークなどナチュラルなスピードと、独特なリズムに慣れることが大切です。
ディクテーションでは初級レベルのコンテンツを完璧に書き取ることを目指します。初級といっても全ての文法は網羅されているので十分です。
また難しい単語を覚えることに集中せず、自分が使わない表現をしっかり覚えて身に付けることです。英語表現がワンパターンになっていませんか?資格取得は別として、難しい単語なんて実生活では使いません。ビジネスでも旅行中でも、ネイティブ以外の外国人とのコミュニケーションの方が圧倒的に多いので、やさしい単語で様々な言い回しが出来る人が求められます。多国籍のクロストークに慣れていきましょう。
大切なのは聴く習慣を作るための工夫です。
聴くだけで話せるようにはなりません。しかし聴き続けることでリズムやアクセント、スピードには必ず慣れてきます。それをしっかりシャドーイングして真似るだけ。
言える=書ける=聞き取れる この繰り返しです
ヒアリングマラソンの特徴は、様々なコンテンツに各レベルと多国の発音が盛り込まれていることです。
レベルを過度に意識せず、誰が話すどんな話題も自然に聞こえる生の英語に慣れることで使える英語力を身につけましょう!
こちらも参考にしてくださいね
効果的なヒアリングマラソン自由学習方法
ヒアリングマラソンと他の教材の比較
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